買えなかった物件

 先日、ある不動産会社からの一斉メールがありました。

 

 埼玉県某駅徒歩10分(池袋まで約20分の駅)、土地売り、古屋つき(6世帯アパート)、780万円(土地値)、角地、再建築可能

小屋つきアパートは5/6入居、満室利回り30%超、但しトイレ汲み取り、告知事項あり(空室で自然死を1週間後に発見)

 

 メールを受け取ったのが16時。グーグルマップ、地価情報をざっと確認。買いを判断。近所で買い物中でしたが、即不動産屋に連絡し、買い付けを出す旨を連絡。

 

 しかし、物件を見てからでないと買い付けはだめとのこと。それではと車で目的地に向けて出発。このとき、16時30分くらい。

 

 高速に乗るも道を間違えて1時間で付くところ1時間30分かかってしまった。18時10分過ぎ。現地確認でも駆体にも問題なし。周辺環境は可もなく不可もない。若干傾斜地かも、ハザードマップにかかるので、浸水の可能性はあるかな。しかし、この値段であれば問題なし。

 

 現地確認後、18時30分に不動産屋に連絡。しかし・・・。

 

 現金満額買い付けが2本入っているとのこと。そして、すでに1番手で売り主仲介に連絡済み。

 

 え?現地みて買い付けだしたのですか?と聞くと、担当は言葉を濁す。「原則はそうなんですが・・・。」

もうごねてもしょうがいない。

 

 どうすれば買えたのか。帰りの車ではずっと考えていました。

買いを判断した時点で、買い付けをFAX送信すればよかったのか。そもそも道を間違えず、30分早ければ買えたのか。最初の電話の時点で話の持って行き方で物件をグリップできたのか。

 

 でも、こういう経験を繰り返すことで、判断と行動が早くなっていくと思います。買い付け証明書を常に準備しておく。車のガソリンは満タンで。

 

 なにより大事なのはひろゆきさんも言っている「常に片手をあけておく」姿勢だと思います。精神的、経済的、身体的な余裕がなければチャンスをつかめません。勝利の神様は前髪しかない。良い話が来た時に動けるか。環境作りが大切ですね。